
最近ではあだ名という言葉をあまりきかなくなりました。
人の呼び方も、相手がどう思うか、感じるかということを重んじるようになったのです。
そのため、女性を呼ぶときは、さんづけが一般的になっています。
それだけに、さんづけ以外で呼ぶときは特別な感じがします。
とくに男女間において、呼び方の変化はどのような心理がはたらいているのでしょうか。
恋愛心理学から考えて、名前の呼び方から男の心理をつきとめられないでしょうか。
基本的には、男女を問わず呼び方を変えるときは人間関係の意識に変化が生じたときです。
思い当たることがない場合は、恋愛心理学で分析して相手のこころを読んでみましょう。
今回は、呼び方が変化するとき3つのパターンを押さえます。それは
・ちゃんづけで呼ぶようになったとき
・あだ名で呼ぶようになったとき
・呼び捨てにするようになったとき
の3つです。
・ちゃんづけで呼ぶようになったとき
ちゃんづけで呼ばれると、なれなれしい感じがします。
相手に不快感を与える可能性がありますので、職場での使用には注意が必要です。
また、相手が積極的に好意を示している場合もありますが軽薄な感じがしなくもありません。
説明していてもだんだんトーンダウンしてくるのは、
この呼び方はよほどお互いにうちとけている必要があるということです。
逆にいえば、自然にちゃんづけで呼べる間がらは大変良好であるといえます。
・あだ名で呼ぶようになったとき
あだ名で女性を呼ぶのも、大人になってからは勇気がいることかもしれません。
この大人になってから、というのがポイントです。
あだ名で呼び合うのは子供たちの間でなら自然でしょう。
まだ恋愛感情などはありませんので、
あだ名は男女間であっても男同士のような感覚で使用されます。
つまり、男が相手の女性をあだ名で呼ぶときには、男友だちに対する感情が含まれるのです。
・呼び捨てにするようになったとき
大人の男が、相手の女性を呼び捨てにするのはよっぽどのことです。
夫婦であっても呼び捨てにはしない場合は多くあります。
呼ぶ側にしてみれば、相手の女性に対して絶大なる信頼をおいていなければできないでしょう。
したがって、お互いの信頼関係が一致していない場合は問題が発生する可能性もあります。
その反対にしっかりとした人間関係を証明している場合もあるでしょう。
以上のように、男が相手の女性の呼び方をかえる3つパターンについて、恋愛心理学的に考えました。
ところで、変わるのは呼び方だけでなく話し方も変化しますが、
そこにはどのような心理がかくれているのでしょうか。